乗客ら107人が死亡したJR福知山線脱線事故から25日で16年となるのを前に、尼崎市の事故現場にある慰霊施設では「追悼のあかり」がともされました。
「4・25追悼のあかり」は、JR福知山線脱線事故の遺族らが犠牲者を追悼するとともに、事故の風化防止や安全を願い開いたもので、ことしで7回目です。尼崎市の事故現場にある慰霊施設「祈りの杜」ではおよそ600本のろうそくで「2005 4.25」「わすれない」の文字が作られ、1つ1つあかりがともされました。
一方、あす開催予定だったJR西日本が主催する慰霊式は新型コロナウイルスの感染拡大で2年連続で中止となりました。