朝来市ではある幻想的な桜が、見頃を迎えています。
翼を広げたイヌワシが岩を掴んでいるように見えることから名づけられた、その名も「イヌワシ桜」。
樹齢はおよそ170年。
朝来市生野町では、近くに山の神様が祀られていたことから、そこへ行く途中にあるこの岩も古くからご神体の一部とされ、町の人たちから信仰の対象として手を合わせられてきました。
そこに根付いた山桜もあいまって、今もなお、幻想的な姿で人々を魅了し続けています。
「イヌワシ桜」を取材したカメラマンによると、15日の時点では満開を少し過ぎたあたり。
見頃は今週末までではないかということです。