豊岡市で父親を失った3羽のひなが親ではない別のつがいに育てられています。
県立コウノトリの郷公園は、4月12日にひなの父親が朝来市内でけがをした状態で見つかりその後死んだため、雌だけでは餌を取りに行く間に巣が襲われる可能性があるとして3羽のひなを保護しました。
公園がひなを子育て経験が豊富なつがいに預けたところ雌が餌をひなに与え始め、雄もひなを抱くなど夫婦が協力して3羽を育てているということです。
なを親ではないつがいに預けるのは全国で初めてで、順調に成長すればことし9月中旬にも自然に放される予定です。