災害時に市民の一時避難所を確保しようと兵庫県淡路市は、淡路島内で観光施設を展開するパソナグループと連携協定を結びました。
締結式は9日、淡路市役所で行われ、門康彦市長と市内で観光施設を展開するパソナグループの南部靖之代表が出席し、協定書を交わしました。
協定では、パソナグループが運営するハローキティスマイルやクラフトサーカスなど8つの施設について災害時、地域の指定避難所が混み合った場合、市民の一時避難所として活用することができるとしています。
淡路市によりますと、新型コロナウイルスの影響で避難所の「3密」回避が課題になっていて、今回開放される8つの施設では合わせておよそ620人が利用できるということです。
淡路市は今後も市民の安心安全を図る取り組みを進めていくということです。