兵庫県知事選挙をめぐり、自民党県連は選挙対策委員会の投票で決めた方針を変更し、県連としての推薦候補を前の大阪府財政課長の齋藤元彦さんに決め、自民党本部に上申しました。
ことし7月に行われる知事選をめぐっては前副知事の金澤和夫さんと前大阪府財政課長の齋藤元彦さんが立候補を表明し、それぞれ自民党県連に推薦を求め、7日に行われた選挙対策委員会では金澤さんへの投票が多数となっていました。
しかし、県連に所属する国会議員の意見を受け、県連は方針を転換。 齋藤元彦さんを推薦候補として9日、党本部に上申しました。 これを受け、自民党本部は近く齋藤さんの推薦を正式に決定する見通しです。 知事選をめぐっては、このほか元加西市長の中川暢三さんが立候補を表明しています。