姫路市太市地区では、春の味覚、タケノコの収穫が最盛期を迎えています。
土の中から収穫される太く育ったタケノコ。 姫路市太市で収穫されるタケノコは鉄分を含んだ粘土質の独特の土壌で育ち、適度な歯ごたえと甘みが特徴で「味の太市」として広く知られています。
土から伸びたタケノコは、すぐ成長し日が当たる部分から固くなってしまうことから、朝6時には収穫が始まります。 この日は太市筍組合の組合員が土の盛り上がりを頼りに傷つかないよう周りを丁寧に掘り起こしていました。
太市のタケノコは京都の山科で収穫されるタケノコのライバルとして昔から親しまれているということで、収穫されたタケノコはサイズごとに段ボールに詰められ、例年120トンほどが京阪神を中心に出荷されます。
太市のタケノコは4月末ごろまで収穫されるということです。