2021年04月07日(水曜日) 11:52 文化・スポーツ

【Bリーグ】西宮ストークス、マジック“3” 「ロースコアでも勝てた」

  • 西宮ストークス 10渡邊翔太/(C)B.LEAGUE

  • グリーンアリーナ神戸/(C)B.LEAGUE

  • 8濵高康明/(C)B.LEAGUE

  • 9谷直樹/(C)B.LEAGUE

  • (右)30金田龍弥/(C)B.LEAGUE

  • (左)実況:湯浅明彦アナウンサー、(右)解説:根間洋一さん

  • B2西地区順位表

■B2リーグ
西宮76-64奈良/4月3日
西宮78-64奈良/4月4日

男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)西地区首位の西宮ストークスは4月3・4の両日、7位バンビシャス奈良と戦い連勝した。

グリーンアリーナ神戸での初めての開催。コロナ禍に伴う入場制限の中、両日とも1500人近くが観戦し、今季チーム最多を記録した。

B1昇格を懸けたプレーオフ(5月7日~)への出場を決めている西宮は、西地区優勝へのマジックナンバーを「3」に減らした。

■勝利にも課題残す/3日

3日の試合。西宮は奈良のディフェンスに手こずり、得点を量産できなかった。

1Q(クオーター)後半から2Q前半にかけての6分間、合わせて10本のシュートが全て外れ、奈良に7点リードされた。
しかし2Q後半、谷と濵高(はまたか)の3点シュートなどで逆転し、そのまま押し切った。

西宮は奈良に11のスティール(相手にボールを奪われること)を許し、ターンオーバー(スティールやミスで攻撃権が相手に移ること)は18を数えた。
フィッシャー・ヘッドコーチは、「勝つことが一番重要」としながらも「18ターンオーバーは多すぎる」と語った。

■大学生・金田が躍動/4日

西宮は2Q、渡邊らの3点シュートや、ボンズがゴール下に飛び込んでのシュートなどで得点を重ね、41-20と21点差をつけて折り返した。

4Qに奈良の追撃を受けたが、この日で西宮での活動を終了する特別指定選手の金田(大阪学院大在学)が3点シュートを決め、さらに試合終了間際には岸田のパスを受けて鮮やかなアリウープ。盛んな拍手を受けた。

アシストやディフェンスが評価され試合のMVPに選ばれた渡邊は「最高でーす」を連発して拍手に応えた。

解説を務めた根間洋一氏(B1滋賀レイクスターズ育成ディレクター)は、「西宮の得点は80点に届かなかったが、ロースコアの展開でも我慢して勝てたのが一番の収穫」と試合を総括した。

根間氏はB1復帰を目指す西宮について、「B1の強豪チームには“文化”がある。西宮も地元選手を生かしながら、文化を作ってほしい」とエールを送った。

■コロナ禍で日程変更

西地区優勝を目前にした西宮だが、次週4月10・11両日に予定されていたアウェイ香川戦がコロナ禍の影響で中止となった。
次戦は4月17・18両日に姫路市立中央体育館(ヴィクトリーナ・ウインク体育館)でライジングゼファー福岡と戦う。

(浮田信明)

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