読み書きや会話が不自由な人たちを対象にした多機能型のリハビリ施設が4月、兵庫県神戸市須磨区にオープンするのを前に28日、多くの関係者らが出席し開所式が行われました。
言語に特化したリハビリ施設「ことばの道」は、これまで脳卒中の後遺症などで読み書きや会話が不自由になる「失語症」の人たちを対象に運営されてきましたが、今回、言葉の遅れや発音が気になる幼児らにも対象を広げることになりました。
新たに完成した施設は2階建てでトイレが13か所設けられるなど利用者にとって過ごしやすい空間になっていて幅広い世代を対象にした多機能型のコミュニケーションの支援施設は、全国でも初めてだということです。
「ことばの道」は4月に正式オープンし一般の利用も可能となります。
