新型コロナウイルス対応のための県立加古川医療センターに整備されていた重症者専用病棟がこのほど完成しました。4月15日から運用が始まります。
3月27日公開された重症者専用病棟は兵庫県内では、神戸市立医療センター中央市民病院に続いて2例目の専用病棟となります。
この重症者専用病棟は重症患者が急増した場合の受け入れ体制を強化しようとおよそ9億円かけて整備されました。
病床数は12床でこのうち4床が人工透析に対応していて2床が人工心肺装置ECMOを備えているということです。
また、全ての病室は遠隔カメラシステムでスタッフルームから見守ることができ、患者の急変に備えるということです。
当麻美樹副院長は「箱はできたけれど中をどういうふうに運用するかというのは非常に難しくて毎日いろいろ検討してフレキシブルに対応しないと対応しきれないと思います」と話していました。
重症者専用病棟は4月15日から運用が開始されます。