国土交通省は土地取引の目安になることしの公示地価を発表し、兵庫県内の地価は新型コロナウイルスの影響もあり、商業地が6年ぶりに下落に転じました。
兵庫県全体の公示価格は1平方メートルあたり住宅地が前の年に比べ0・6%マイナスの平均12万9800円、一方、商業地は0・8%マイナスの平均33万8800円となり6年ぶりに下落に転じました。
商業地で最も高かったのは10年連続神戸・三宮のセンター街で650万円となりましたが、新型コロナウイルスの影響で人出が減少したことなどを受け前の年より9・7%下落となっています。
また、住宅地で最も価格が高かったのは芦屋市船戸町の61万円で駅前の開発などによる人気の高まりを受け県内トップとなりました。