2021年03月23日(火曜日) 15:45 事件・事故地域・まち

虐待誤認で乳児が一時保護された問題 明石市が検証報告書をまとめる

明石市で虐待を疑われて乳児が1年3カ月児童相談所に一時保護された問題について、明石市は、23日検証報告書をまとめました。

2018年8月、明石市に住む夫婦の当時生後50日の男の子が右腕を骨折。 県の児童相談所はおよそ1年3カ月の間、虐待の疑いで一時保護しましたが、その後、明石市は、誤りを認め両親に謝罪しています。

明石市は、おととし4月にこどもセンターを開設し、県からこの事案を引き継ぎました。 市は去年11月、子どもの一時保護のあり方について検討委員会を設けていて、きょう検証報告書がまとまりました。

非公開で行われた会合には、虐待が疑われた両親が出席。 報告書について母親は、「なぜ誤って一時保護されたのかその過程や原因が明らかになっていない」と指摘しました。

明石市は、4月から弁護士や児童相談所経験者5人による子どものための第三者委員会を設置し、速やかにすべての子どもと面会し声を聞いた上で児童相談所の判断をチェックする予定です。

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP