2021年03月19日(金曜日) 17:13 事件・事故

姫路市副市長が退任を表明 「市議からの強い要望で予算流用」

姫路市の高馬副市長が特定地域における事業のため予算を流用するなど不適切な対応を職員に指示した責任をとるとして、任期途中で退任する意向を表明しました。高馬副市長は市議からの強い要望があり、断れなかったとしています。

高馬副市長によりますと予算流用の指示は姫路市議会の松岡広幸議員からの強い要望を受けて行ったもので、市の中央卸売市場の白浜町への移転事業を巡り、2020年度に実施する予定だった市道の工事を延期。 浮いた事業費を新しい市場へアクセスする道路の整備費用に充てるよう指示していたということです。

また、同じく白浜町内の小学校に整備された相撲場について、市が当初見積もっていた金額の2.5倍にあたる約6200万円に費用が膨らんだものの、屋根を伝統的な様式にするよう対応したということです。

松岡市議をめぐっては市の職員に威圧的な言動を繰り返したとして3月、議会から辞職勧告を出されています。

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