ビーチサンダルの発祥の地と言われる神戸市長田区は12日、国内で唯一、製造販売を続ける企業と事業連携協定を結びました。
神戸市役所で行われた締結式には長田区の増田匡区長や国内で唯一ビーチサンダルの製造販売を行うTSUKUMOの中島広行社長などが出席しました。
神戸市長田区はビーチサンダル発祥の地と言われていますが、阪神淡路大震災で多くの工場が被災したことや工場の海外移転などが続き、一時製造が途絶えていました。
東京に本社を置き、長田区に工場を持つTSUKUMOは神戸タータン柄やワンランク上の牛革のスエードを使ったものなど年間10万足のビーチサンダルを国内外に販売しています。
今回、長田区と事業連携協定を締結し、さらにデザイン性の高い魅せるビーチサンダルを提供し、知名度を向上させるとともにものづくりの現場を活気づけるのが狙いです。
このほか、ビーチサンダルのデザインコンテストなども開催するということです。