兵庫県などへの緊急事態宣言が解除されて1週間。7日県内で確認された新型コロナの感染者は41人で、40人台になるのは4日ぶりです。

兵庫県などに出されていた緊急事態宣言は2月末までで前倒しで解除され1週間。県内では7日、新たに41人の新型コロナ感染が明らかになっているほか、西宮市で1人の死亡が確認されています。1日当たりの感染者が40人台になるのは4日ぶりです。

直近1週間の1日当たりの平均感染者は7日時点で31・1人となっていて、3月1日時点の24・1人から増加しています。県内でこれまでに亡くなった人は558人で、感染者は1万8186人に上っています。

ソフトバンクの子会社「Ａｇｏｏｐ」が分析したスマートフォンの位置情報をもとにしたデータによりますと、去年4月に緊急事態宣言が出される前に比べ、7日午後3時ごろのＪＲ三ノ宮駅周辺の人出は、およそ51％増えています。

兵庫県は3月21日まで神戸や尼崎など4つの市限定で飲食店などへの時短営業要請を継続していて、22日以降についても要請するか検討しています。