兵庫県にある理化学研究所は3月4日、スーパーコンピューター「富岳」を使い、新型コロナ対策でマスクの感染予防効果などを発表しました。
スーパーコンピュータ「富岳」で新型コロナウイルスの感染対策を研究している理化学研究所などによりますと、飛沫防止に高い効果があるとされる不織布マスク1枚を正しく使えばその効果は85%で、正しく使わないと69%まで下がるということです。
一方で、不織布マスクの上にウレタンマスクを重ねる「二重マスク」の効果は89%で、その差は4%だとしています 。整備中だった富岳は、3月から本格的に活用されるということです。