2021年03月04日(木曜日) 19:13 地域・まち

姫路市議の辞職勧告決議を可決 市議は辞職を否定

兵庫県姫路市の職員に威圧的な言動を繰り返したとして、姫路市議会は3月4日、松岡広幸議員に辞職を勧告する決議を全会一致で可決しました。全会一致で可決されたのは、姫路市議会の松岡広幸議員に対する辞職勧告決議です。

松岡議員は2019年6月、市内の公園のフェンスのかさ上げを市に要請した際、担当職員に威圧的な言動を繰り返したなどとされています。市議会の百条委員会は松岡議員の言動について「不当要求行為でパワーハラスメント」とする報告書をまとめ、辞職勧告決議の検討を求めていました。

3月4日可決された決議は、「市の職員の公正な職務執行を大きく阻害するものだった」、「市民の信頼を著しく失墜させていることは残念」としています。

決議文を受け取った松岡議員は、辞職は否定しました。一方、問題発覚後に市が「不当要求行為」と認定したことを巡り、松岡議員は法的根拠がないなどとして、市に対し損害賠償を求める訴えを起こしています。

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