3日未明、西宮市の住宅街で社員寮のシャッターに弾痕のような傷が見つかり、警察は発砲事件の可能性があるとみて捜査しています。
3日午前2時10分ごろ、西宮市久保町で近隣住民から「4回くらいパーンと聞いたことのない大きな音がした」と通報がありました。
警察官が駆け付けたところ、2階建ての社員寮の1階部分のシャッターに、弾痕のような傷を4カ所発見し、近くに鉛のような金属片も見つかったということです。当時、建物内には複数の社員がいましたが、けが人はいませんでした。
警察によりますと、この建物は十数年前に暴力団の組事務所として使われていたということです。現場は阪神電鉄西宮駅から南におよそ1キロの住宅街で、警察は、付近を見回るなどして警戒を強めています。