兵庫県の神戸市は2021年に入ってから市内で感染が確認されたおよそ1000人の検体を独自に調べた結果、変異ウイルスが36件見つかったと発表しました。
神戸市によりますと、市の環境保健研究所で2021年1月から2月18日までに市内の新規陽性者のおよそ60%にあたる1034人の検体を使い、変異ウイルスを見つける特別なPCR検査を行いました。
その結果、イギリス型の変異ウイルスが31件、免疫効果への影響が懸念される新たな変異ウイルスが5件見つかっていて、検査数に占める変異ウイルスの割合は徐々に増加し、直近の検査では、1週間平均で5割近くに上っているということです。
神戸市は独自の調査を今後も行っていくということです。