自宅で覚醒剤を使用した罪に問われていた兵庫県香美町の小学校の元校長に対し神戸地裁尼崎支部は3月1日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
兵庫県香美町立香住小学校の元校長の男(55)は2020年12月ごろ、兵庫県新温泉町の自宅で覚醒剤およそ1・6グラムを所持し、使用したとして覚醒剤取締法違反の罪に問われていました。
これまでの裁判で男は起訴内容を認め、検察側は「再犯の可能性が高い」として懲役2年を求刑していました。
3月1日の判決で神戸地裁尼崎支部の小泉敬祐裁判官は「安易な犯行で動機に酌むべき事情はない」とした一方、「二度と使用しないと反省している」として懲役2年執行猶予3年の判決を言い渡しました。