■光触媒でコロナ対策
サッカーJ1ヴィッセル神戸を運営する「楽天ヴィッセル神戸」は2月25日、本拠地ノエビアスタジアム神戸で、散布型ドローンを用いて客席に液剤をまく実証実験を報道陣に公開した。
酸化チタンの光触媒作用により、コロナウイルスなどの「非活化」(ウイルスの活動を止める)が期待でき、効果は半永久的という。
屋外でドローンを使って散布するのは国内で初めての取り組みで、人手を使うより時間が短縮できる。
2日間で2万9000の客席全てに散布し終えた。
■“神阪ダービー”で開幕
27日の開幕戦(vsガンバ大阪 17時開始)は入場者が5000名に制限。チケットは全て売り切れた。
スタジアムでは芝生の整備など、開幕の準備が進んでいる。
昨季のヴィッセルはリーグ14位と振るわなかったが、初めて出場したACLでは健闘し、準決勝まで進んだ。
今季は、イニエスタがACLでの負傷で開幕に間に合わず、期待の新外国人選手リンコン(20歳 ブラジル)もコロナ禍の影響で来日のメドが立っていない。
酒井、山口、古橋ら主力組の奮起に期待したい。
(浮田信明)