片足を失い立てない状態で、1月に保護されたコウノトリが県立コウノトリの郷公園で治療を受け、現在は義足をつけてリハビリを行っています。
左足に義足をつけ、飼育員から餌をもらうのは、国の特別天然記念物コウノトリの1歳の雌です。 このコウノトリ1月、兵庫県稲美町で左足の下半分を失い立てなくなった状態で住民に保護され、豊岡市の県立コウノトリの郷公園で治療を受けていました。
試行錯誤して作られた義足は、おもちゃのバットや突っ張り棒、けん玉などを使っていて、コウノトリは義足に抵抗は示していませんが、リハビリにはまだ長い時間がかかりそうだといいます。
県立コウノトリの郷公園では今年度、負傷するなどした11羽の野外コウノトリを保護していて、6羽が回復したということです。