姫路市の松岡広幸市議が市の職員に威圧的な言動を繰り返していた問題で、調査を進めていた百条委員会が市議会に最終報告書を提出しました。
22日開かれた姫路市議会本会議では百条委員会がまとめた最終報告が提出されました。報告では松岡市議の一連の言動はパワーハラスメントだとし、市議会で辞職勧告も検討するよう提言されています。
この問題は姫路市の松岡市議がおととし、市内の公園のフェンスのかさ上げを市に要望した際、職員に威圧的な言動を繰り返していたなどとされるもので、市は「不当要求行為」に認定し、市議会の百条委員会はやり取りを記録した音声データを公開し、松岡市議も発言を認めていました。
市議会終了後、松岡市議は取材に応じました。一方、自身の進退については「勧告が出された場合に考えたい」と明言を避けました。
市議会は最終報告をもとに辞職勧告を出すかどうか検討することにしています。