本格的な受験シーズンを迎え、兵庫県神戸市の神社では受験生らに安心して参拝してもらおうと新型コロナウイルスの感染対策に工夫を凝らしています。
神戸市兵庫区の和田神社では、合格祈願で訪れる受験生らに安心して参拝してもらおうと直接、手が触れる場所に工夫を施しています。
手水舎(てみずしゃ)は、普段なら、ひしゃくを使い手を清めますがひしゃくを使わなくても済むように竹筒から常に水が流れていて使い捨てのペーパータオルも用意しています。
拝殿前は鈴を鳴らす鈴の緒(すずのお)を撤去し、センサー機器を取り付けています。
ここに参拝客が手をかざすと頭上のスピーカーから鈴の音が鳴る仕組みです。
和田神社では、このほか「おみくじ掛け」を新調するなど参拝者の密を避ける対策を行っていて今後も感染リスクの軽減に取り組みたいとしています。