新型コロナウイルスワクチンの先行接種が17日から国内で始まり、兵庫県内でも18日から、医療従事者への接種が行われています。
神戸市須磨区の国立病院機構神戸医療センターには午前11時すぎ、アメリカ・ファイザー製のワクチンが到着し、マイナス75度以下での管理が必要なためすぐに超低温冷凍庫に移されました。
午後2時過ぎから医師や看護師12人がワクチンの接種に臨み、記入した予診票をもとに医師の問診に答えたあと接種を受けました。 その後、経過を見るために15分ほど待機していましたが、目立った副反応はなかったということです。
神戸医療センターをめぐってはこれまでに院内でクラスターも発生していて3月末までに希望する職員全員に2回の接種を予定しています。
先行接種はおよそ4万人の医療従事者に全国100の病院で行われる予定で兵庫県内の医療機関では神戸医療センターのほか神戸中央病院や神戸労災病院など4つの施設が対象となっています。