淡路市では、巣作りを始めたコウノトリのペアを守ろうと、巣の周囲に立て看板を設置し観察する際は静かに見守ってほしいと呼び掛けています。
2月8日ごろから淡路市の民家の敷地内で巣作りを始めた国の特別天然記念物コウノトリ。 いずれも豊岡市で生まれた雄と雌のペアで、県内では但馬地域以外で巣作りが確認されたのは初めてです。
しかし、感電する危険もある電柱の上とあって淡路市では、コウノトリを守ろうと関西電力に協力を要請。 巣の近くを電気が通らないようにする工事が行われました。
その後、コウノトリの姿を一目見ようと訪れる人たちが増えたことから市ではこのほど観察するときの注意事項を記した看板を設置し、「大きな音をたてずに遠くから見守って」などと呼び掛けています。
地元の人たちに見守られながら着々と進む巣作り。 ひなの誕生に期待がかかります。