星加「はーい、木内さん、初めまして！松竹芸能所属の星加莉佐です。
江草さん、ファンでした。マウンド上のポーカーフェイス！大好きでした。宜しくお願いします」
「私がやってきたのは、たつの市にある『道の駅みつ』。きょうからあるものが材料となった新しい食べ物が販売されているみたいなんです。たつの市商工会の中谷さんと「みつ」の駅長補佐の上田さんが立っているということなんですが」
中谷「星加さん、こっちです」
上田「こっちです」
星加「2人でお出迎えって嬉しい！なんかきょうは扱いよろしいな！宜しくお願いします。 一体、何を販売したんですか？」
上田「こちらのフレンチ缶詰、3種類です。今日から試験販売を始めました」
星加「フレンチいうだけに箱は青白赤と国旗の色をしていますが、新しい缶詰なんですよね。確かにフレンチの缶詰ってあまり見かけないですが」
星加「何があるんですか？」
中谷「はい、材料にエイの肉を使っています」
星加「エイってあの海にいるエイ？」
中谷「そうなんです。近年、瀬戸内海はエイの仲間「ナルトビエイ」が増えていて、漁業に悪影響を与えていました。養殖のアサリやカキが食い荒らされ困っていたんです。なんとか駆除したいと考え、地元の企業や団体などに相談してこの缶詰が完成したんです」
星加「スゴイ！ただ獲って駆除するだけじゃなくて食べてしまう！確かに缶詰の箱にはエイが描かれているわ！」
エイの缶詰を道の駅で試験販売すると聞いた時、どうでしたか？
上田「正直びっくりしました。なんでここなんかな～と。でも、このみつは地元の新鮮な野菜と瀬戸内海で水揚げされる新鮮な魚介類を扱っているのである意味、適していると思い、協力しました」
星加「『道の駅みつ』に来ればエイの缶詰買えますよ～。そして、もうひとつ私がもっているカバン、オシャレでしょう！木内さん江草さん、どうですか？中谷さん、これもエイから作ったんですよね」
中谷「はい。たつの市は日本一の革作りの町です。エイの皮が丈夫だったので世界で初めてのエイ革製品を作りました」
星加「見てください。このオシャレなカバンの他にも財布や名刺入れもあるんです。少し、ザラっとした肌触りがクセになりそーう」
中谷「他にも靴なんかも作りました。エイの皮自体が丈夫なので耐久性もあるんです。これら皮革製品はまだ試験段階ですので、まだ発売はしていませんが今年中には製品化になればと考えています」
星加「中継でエイの肉食べます。お楽しみに！」
星加「はーい、松竹芸能所属の星加莉佐です。『道の駅みつ』からお伝えします。前半に引き続き、たつの市商工会の中谷さん宜しくお願いします。
中谷「宜しくお願いします」
星加「私の前には、きょうから試験販売されている３種類の缶詰です。今から食べますがこれらの材料は何か！中谷さんお願いします」
中谷「はい、瀬戸内海でとれるエイです。 近年、瀬戸内海はエイの仲間『ナルトビエイ』が増えていて、漁業に悪影響を与えていました。
なんとか駆除したいと考え、地元の企業や団体などに相談して完成したのがこの缶詰です」
星加「まずは、青い箱の缶詰いただきます。コンフィですね」
中谷「コンフィです。エイの肉に塩をすり込み低温の油でじっくり加熱したものです」
星加「食感は魚の肉と鶏肉が合わさった感じホント魚臭い匂いもないし、美味しいんです、エイ。次、白の箱の缶詰」
中谷「エイの肉をルーと牛乳でといて煮詰めたベシャメルソースで仕立てました」
中谷「エイの肉にはコラーゲンが豊富で老化も防ぐと言われているんですよ」
星加「次、赤の箱の缶詰」
中谷「エイの肉をみじん切りの玉ねぎ、トマトを白ワインで煮詰めました。デュクレレ風ですね」
「星加さん、料理に合うドリンクを飲んでください」
星加「少しからい？ジンジャ―エールとも違いますがこれもエイからですか？
中谷「さすがにエイではないです。これです。大根です。大根の搾り汁を原料にした炭酸飲料、ラディッシュエールと言います」
星加「すごく飲みやすくて爽やかですね」
中谷「このジュースも商工会と地元の農家の方々で開発しました」
星加「缶詰はきょうから試験販売ということですが、ラディッシュエールもここで買うことができるんですか？」
上田「はい、こちらはすでに商品化になっているのでいつでも『道の駅みつ』で買えます」
星加「そして中谷さん、エイの有効利用は他にもあるんですね」
中谷「はい、缶詰のつぎは家庭でも食べていただけるようにエイの肉の唐揚げ、チャンジャ、ほかにカレーや炊き込みご飯も試作段階に入っています。地元企業が革製品や食品をつくって、たつの市のブランドとなるようにPRしたいと思います」
星加「きょうは、「道の駅みつ」から試験販売が始まったエイの缶詰ほか、たつの市商工会の取り組みのついて紹介しました。
せ～の4時キャッチ！」
