2021年02月14日(日曜日) 22:02 地域・まち文化・スポーツ

【Bリーグ】西宮ストークスが9連勝、首位(B2西)をキープ!

■西宮88-83佐賀/2月13日
■西宮82—72佐賀/2月14日

 

男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)西地区首位の西宮ストークスは2月13、14の両日、宝塚市立スポーツセンターで難敵・佐賀バルーナーズと首位攻防戦を行い2連勝した。西宮は連勝を「9」に伸ばし、いぜん首位を走っている。

 

■西宮、最後に突き放す/13日

13日の試合。
前半、佐賀は3点シュートを7本決めたが、ファウルも18を数え、西宮はフリースローだけで20点を獲得。41-39と2点リードして折り返した。

3Q(クォーター)、西宮は渡邊や道原(どうはら)らの攻撃でリズムをつかみ69-53と2けたリードを奪った。
ところが4Q、佐賀の大逆襲を受け、試合終了まで残り1分40秒で80-81と逆転を許した。しかし直後にジョーンズが3点シュートを決めて再逆転。さらに道原も3点シュートで続き、最後はジョーンズが豪快なダンクシュートを決めて佐賀を振り切った。

佐賀はファウル30個。西宮も24個を犯し、佐賀のトーレスHC(ヘッドコーチ)がテクニカルファウル2回で退場となるなど、激しい戦いだった。

西宮のフィッシャーHCは、「大きな勝利だ。最後の一番重要な時間帯で選手たちは集中力を発揮してくれた」と語った。

 

■守りで勝利つかむ/14日

14日も拮抗した試合となった。
立ち上がりから点の取り合いが続き、3Qが終わって60-57と西宮のリードはわずか3点だった。

しかし4Qに入り、西宮が相手ボールをスティールしたり、リバウンドを取って、佐賀の攻撃を阻止。
渡邊がボンズへ再三、絶妙なパスを通し、ボンズがシュートを決めるなど西宮が得点を重ね、10点差をつけて押し切った。

フィッシャーHCは、「ディフェンスで相手を止めたのが勝敗を分けた。選手たちの集中力が素晴らしく満足している」と称えた。

 

■もう言い訳はしない

西宮はB2優勝した2016-17シーズン以来の9連勝。終盤に一気に勝負を決める試合展開が目立つ。

ストークス一筋にプレーを続ける谷直樹キャプテン(川西緑台高-甲南大)は、「選手がまとまっている。B2優勝という目標が明確にあるので、(コロナ禍による影響など)言い訳せずにやる」と決意。

同じくストークス一筋の道原紀晃(神戸市立科学技術高-大商大)は「これからは下位のチームに負けないことが大事」と語った。

西宮ストークスは首位ながら2位以下との差はわずかしかない。
今後も気の抜けない戦いが続く。
(浮田信明)

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