2021年02月09日(火曜日) 15:23 事件・事故

宍粟市の補助金詐取事件
元神戸市議が起訴内容認める

宍粟市から起業家支援の補助金100万円をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われている元神戸市議の男の初公判が神戸地裁姫路支部で開かれ、男は起訴内容を認めました。

宍粟市の一般社団法人「ミツマタの郷」の代表理事を務めていた元神戸市議会議員の男(60)は同じ法人の理事と共謀し、宍粟市にある法人事務所を修理したとする虚偽の申請書などを市に提出し、起業家向けの補助金100万円をだまし取ったとして詐欺の罪に問われています。

9日の初公判で男は、「間違いない」と起訴内容を認めました。 その後行われた論告求刑では、検察側が男が指導的役割を担っていたほか、模倣犯を招きやすいなどとして懲役2年を求刑。 一方、弁護側は社会的信頼を失っており社会的制裁を受けたとして執行猶予付きの判決を求めています。

男は、このほか、宍粟市雇用創生協議会の事務局長も務めていて、2018年に受託した国の「実践型地域雇用創造事業」でも虚偽報告などが発覚。 委託金の返還も求められています。

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