地元で栽培される「もち麦」について学ぼうと、加東市の小学校では1日、児童たちが麦踏み体験にチャレンジしました。
加東市や神戸市の食品加工会社マルヤナギ小倉屋などが食育の一環として実施する麦踏み体験授業には地元の市立福田小学校5年生の児童16人が参加しました。
日本人の食事には食物繊維が不足しているとして、マルヤナギは加東市と連携協定を結び、もち麦の栽培を通して地域の活性化と市民の健康促進に努めています。
麦は踏みつけることでしっかりと根が張り育ちが良くなるということで、児童たちは市の職員らから指導を受け、しっかり麦を踏んでいました。
また、授業では白米に2割のもち麦を加えることで、食物繊維の摂取量が4倍に増えることや、免疫力が高まることが紹介され、児童たちは地元で栽培されている麦の魅力を学んでいました。