新型コロナウイルスの影響が続く中、三宮周辺の人出は高止まりする傾向が見られていてで、神戸市は不要不急の外出を控えるよう呼び掛けています。
神戸市が集計するデータによりますと、三宮エリアの人出は、前回の緊急事態宣言時よりも増加していて、高止まりする傾向にあるということです。そんな中、市民に不要不急の外出を控えてもらおうと、神戸市はドローンを飛ばし、注意を呼びかけました。
ドローンは、地上およそ120メートルの位置からアナウンスを続け、通行人たちは、上空からの呼びかけに思わず足を止めていました。 通行人は「ドローンの音で最初探した。自粛しないとと思う」「街角で呼び掛けるより効果があるんじゃないかと思う」と話していました。
神戸市危機管理室の吉見文浩さんは「助かる命も助からないという危機的な状況を迎えているので、感染拡大の防止の徹底に取り組んでほしい」と話していました。 神戸市は、今後も感染拡大防止の周知に努めていきたいとしています。