温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現に向け、神戸市で28日、関連企業などが検討会を開きました。
神戸市と国交省が開いた検討会には、神戸港に関わる企業や学識経験者など30人が参加しました。
次世代エネルギーを巡っては、菅総理が所信表明演説で、2050年の温室効果ガス実質ゼロを表明したことを受け、国交省は先月、神戸や横浜など国内6カ所の港湾で水素やアンモニアなどの活用による脱炭素化を検討すると発表。
初会合となった28日は、オンラインで開催され、神戸港でのカーボンニュートラルポート実現に対する課題などが話し合われ、参加者からは「高額な水素は実現化にハードルがある」などの意見が寄せられました。
国交省はこのほか、全国5つの地域の港湾でも検討会を開き、来年度中に全国展開に向けたマニュアルを作成する方針です。