2021年01月28日(木曜日) 14:51 文化・スポーツ

【Bリーグ】西宮ストークス、首位に快勝 新加入ボンズが躍動

■西宮 84-66 FE名古屋/1月27日

男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)西地区5位の西宮ストークスは1月27日、西宮市立中央体育館で同地区1位のファイティングイーグルス名古屋と対戦し勝利した。
通算成績は17勝15敗となり、一気に3位に浮上した。

■松崎、値千金のシュート

西宮は第2クォーター(2Q)、28-28から松崎が3点シュートを連続して決め、一気に差を広げた。
後半もFE名古屋を上回る攻撃を見せ、最後まで主導権を渡さなかった。

西宮は強敵に18点差の快勝。トータルリバウンドは47本も奪い、32本のFE名古屋を圧倒した。

22日に新加入したばかりのマット・ボンズ(アメリカ)がホームに初登場し、12点を獲得。
相手ボールをスティールし、“バックダンク”(ゴールに背を向けてダンクシュートを決める)を見せるなど、軽快な動きでチームに貢献した。

■全力プレーが身上

ボンズは、ドイツのリーグに復帰するため退団したルオフに替わって西宮に入団した。
今季はB2佐賀を経てB1川崎でプレー。
身長196㎝で外国籍選手としては“小柄”だが、25歳とまだ若い。ポジションはPF(パワーフォーワード)。

フィッシャー・ヘッドコーチはボンズについて、
「シュートも打て、ドライブがあり、強いディフェンスをするなど、できることが非常に多い選手だ。彼の加入でチームに強みが生まれる」と評価。

試合後、取材に応じたボンズは自らのプレースタイルについて、
「自分がコート上で一番背が高いということにはならないので、その分、チームの原動力として、全力でプレーするのが持ち味だ」とコメント。
ホームの雰囲気について、「皆さん、笑顔で迎え入れてくれた。ファンの前で素晴らしいゲームができた」と語り、「オヤスミ」と言いながら控室に戻って行った。

■週末もホームゲーム

年が明けて西宮は、群馬に2連敗、青森に2連勝、越谷に1敗1勝と一進一退が続いている。
1月30日と31日は、西宮市立中央体育館で香川と2連戦する。
FE名古屋を倒した勢いで一気に波に乗りたい。

(浮田信明)

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