兵庫県は1月27日新たに新型コロナウイルスの211人の感染と患者2人の死亡を発表しました。
県内で感染が確認されたのは1月25日が80人、1月26日が153人でしたが1月27日は211人と再び200人を超えました。
井戸知事は緊急事態宣言から2週間を迎えたことを受けて開いた会見で「宣言の解除」について言及しました。
兵庫県では1月27日午前0時の時点で、病床使用率は77.5%と依然として高く、532人が入院調整中で自宅待機となっています。
ひっ迫する医療体制を受けて兵庫県医師会は1月27日夕方に関係団体と会見を開き、この難局を乗り越えるための「総力戦宣言」を発出しました。
具体的には、官民一体となって感染期を過ぎた患者の転院を進めるほか自宅待機者への訪問診療などの体制作り、さらには2月下旬にも開始される予定のワクチン接種の円滑な実施に向けて一丸となって準備を進めていくとしています。