2021年01月26日(火曜日) 12:33 地域・まち文化・スポーツ

フィンランド起源のスポーツ「モルック」

【小浜】今日は川西市にある満願寺に来ています。
ここは足利将軍家の祈願所でもあった寺なんですよね。
そしてモルックというスポーツを紹介するんですが、モルック?皆さん知ってますか?

詳しく教えてくれる川西モルックの会の中(なか)博司さんです。宜しくお願いします。
中さんはプレーヤーでもあり公式の全国大会3位、近畿代表の実力者です。

【中】よろしくお願いします。

【小浜】モルックとはどんなスポーツか教えてください。

【中】・フィンランド発祥のスポーツ
   ・木の棒を地面に12本立ててモルックという木の棒を投げて倒す競技
   ・老若男女誰でも簡単に楽しめるスポーツ
   ・日本での歴史は浅く、競技人口は世界でおよそ10万人、日本ではおよそ1万人

【小浜】競技人口が少ないので「誰でも日本代表になる」チャンスがあるスポーツです。

【小浜】しかし立派なセンターコートですね。

【中】はい、名誉住職の若田さんがモルックを気に入ってくれて、これらのコートを作ってくれているんです。

【小浜】といことは、あそこでプレーしている方は名誉住職ですか?

【小浜】若田さんプレー中すみません。なぜ、こんなに立派なコートを
作ろうと思ったんですか?

【若田】みんながこの寺を聖地っていうから、聖地らしくしたろうと思って作っています。

【小浜】なぜ、選手がみんな聖地と呼んでいるのか!
実は満願寺の奥地には坂田金時の墓があり、モルックのスキットルにそっくりなことから選手たちで広まっていった。
そして必勝祈願をすると勝てると言われだしことから聖地と呼ばれているんです。

【小浜】ルールは?

【中】必要なものはモルック、スキットル、モルッカ―リだけです。
地面に12本のスキットルを立てて3~4メートル離れたところからモルックを投げて倒す。
倒れたスキットルの内容によって、50点ピッタリになるまで得点した方が勝ちとなります。

【小浜】ボーリングみたいですね。やってみたい。やりたい。

【中】わかりました。やってみましょう。

 
【小浜】楽しい、点数計算で頭も使うから高齢者の方たちにもいいかも・・
後半は、日本ランキング3位の中さんと対決いたします。お楽しみに!

【小浜】今日は川西市にある満願寺からニュースポーツのモルックを紹介しています。
中さん、早速対決始めましょう!

【中】その前に、ここが聖地ということでモルッカ―たちが祈願に来ているんです。

【小浜】選手のことをモルッカ―って言うんですか。

【中】はい。

【小浜】スゴイ、絵馬がスキットルの形していますよ。
そして見てください。さらば青春の光、森田さんの絵馬もあります。

【中】森田さんは世界大会にも出場したモルッカ―なんです

【小浜】では中さん、試合をしたいんですがもう一度ルールをおさらいしましょう
【中】モルック棒を投げてピンを倒す。早く50点を取った方が勝ち。
小浜さんはきょう、初めてなのハンデ―を付けましょう!僕は0点から、小浜さんは25点からスタートで行きましょう!

【小浜】僕が先攻。せえの、あれ、ごめんなさい。0点。

【中】倒れたのが点数になります。9点です。残ったピンを倒す書かれた点数が得点になります。

【小浜】3月この万願寺で全国大会があるんですよね。

【中】3月7日に、モルワングランプリ2020という全国大会が行われます。ここ満願寺であります。
 高校野球の甲子園みたいなものです。みなさんお願いします。

【小浜】きょうは、川西市の満願寺からニュースポーツのモルックを紹介しました。

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