偽造した定期券を使って神戸市営バスの運賃の支払いを免れようとしたとして、県立明石学園の非常勤の職員の男が逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、県立明石学園のカウンセラーで会計年度任用職員の男(24)です。
警察によりますと男は21日夜、神戸市中央区のバス停から神戸市営バスに乗車し、神戸市灘区で降りる際に運賃210円の支払いを免れようと偽造した定期券を提示した疑いが持たれています。バスの運転手が偽造したものだと気付いて警察に連絡し、現行犯逮捕されました。
男は帰宅途中とみられ調べに対し、容疑を認め、「偽造定期券は自分で作り、去年11月ごろから使用した」「生活が苦しかった」と供述しているということです。