2021年01月17日(日曜日) 19:15 地域・まち

阪神淡路大震災から丸26年
 発生時間の午前5時46分に各地で祈り

6434人が亡くなった阪神淡路大震災の発生から26年となりました。

2021年は新型コロナウイルスの影響で中止や規模の縮小を余儀なくされましたが、発生時間の午前5時46分に合わせて犠牲となった人たちを想い、各地で追悼行事が営まれました。

1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神淡路大震災では死者6434人、住宅被害63万9686棟の甚大な被害が出ました。

神戸市中央区の東遊園地では追悼式典を震災の4年後1999年から実施しています。 午前5時46分になると参加者は静かに祈りをささげました。

2021年は新型コロナウイルスの影響で遺族代表のあいさつは中止となり、遺族が追悼文を神戸市のホームページに掲載しました。  

震災直後に被災者が避難した芦屋市の西法寺では、当時ドラム缶で湯を沸かし、家族や家を失った被災者の心と体を温めました。 毎年このドラム缶で作った鐘の音が震災の記憶を伝えています。

震源地となった淡路島では死者が63人、全壊した住宅はは3466棟にも上りました。 淡路市の北淡震災記念公園では毎年、犠牲となった人と同じ数のろうそくに火を灯し水面に浮かべています。

神戸市中央区のビーナスブリッジではあすへの希望をつなぐ追悼行事を毎年実施しています。 主催団体のメンバーは、一時閉幕を決断するが、想いを引き継ぎ、別の団体がバトンをつないでいます。

決してあの日を忘れることはない。 トランペットと鐘の音が2021年も夜明けの街に響きます。

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP