南あわじ市で、巨大な鏡餅を抱えて歩いた距離を競う新年恒例の行事が開かれました。
南あわじ市の「薬王寺」でもともと「厄除け祭り」の余興として始まった「大鏡餅運び競争」。
新年恒例の力試しの行事としておよそ90年の歴史がありますが、ことしは関係者のマスクの着用や台座などの消毒など新型コロナウイルス対策が取られる中開催され、23歳から71歳までの17人が台座も含めて169キログラムある鏡餅を持って境内を歩きました。
熱戦の結果、南あわじ市の消防職員で33歳の向江弘行さんが新記録となる113メートル48を歩き、4年連続となる優勝を果たしました。