2020年12月27日(日曜日) 19:22 地域・まち

新型コロナウイルス感染止まらぬ中迎える年末年始 井戸知事・久元神戸市長に聞く

年末年始を前に更なる警戒が続く新型コロナ対策。兵庫県知事と神戸市長に25日、話を聞きました。

兵庫県は11月24日から県民に東京や大阪など感染拡大地域への不要不急の往来自粛を呼び掛けてきました。

井戸知事「残念ながら成果としては上がっていない状況が続いている。年末年始の外出を控えてさらに県民の皆様には協力をお願いしていかないといけない。」

政府の分科会が、感染拡大の大きな要因と指摘している飲食を伴う会食。東京や大阪では
飲食店の営業時間短縮要請を行っていますが、井戸知事はそこまで踏み切る時期にないとしつつ、GoToイート事業の食事券については一部の地域で1月11日まで利用自粛を呼び掛けていて、店側にも受け入れ自粛を求める考えを明らかにしました。

「お店の方も割り切って対応しないと混乱しますので、(GoToイート事業の食事券は)使えない、使わないということにしていただきたい。」

一方、「自宅療養ゼロ」を掲げる医療体制では目標の入院病床数を達成したと発表。
年末年始も対応する医療機関を県内で少ない日でも87カ所確保し、県の相談コールセンター(078-362-9980)では通常通り24時間対応します。

「1日150~160人発症が1カ月続いても対応出来る医療体制を整えている。年末年始は人との接触が多くなり、注意をしていただきたいということで、3つの呼び掛けをさせていただいている。1つは帰省。東京や他の所へ単身赴任や大学生の方が行っている場合、帰省を控えてほしい。もう1つは外出の自粛、特に県境を越えるような外出は控えてほしい。最後に忘年会や新年会。どうしてもお酒が入る飲食の場であり、大人数になりがちなのでできれば自粛してほしい。ご協力をぜひお願いしたい。」

医療体制については拡充を進める神戸市も年末年始、入院受け入れや外来診療を行う医療機関に独自で支援しています。

久元市長「外来の診察をしていただける診療所や病院に対しては1病院につき10万円の支援をする。これは神戸市独自の対策だが、できるだけたくさんの診療所や病院に協力をしていただいて、年末年始だが診察をしていただけるようにする。」

一方、クラスターの発生が相次ぐ施設の対策では、医療機関や福祉施設の職員や酒類を提供する飲食店の従業員などに、希望すれば検査を無料で実施するなど、積極的検査を進めています。

「神戸は全国的にも大きな繁華街があるが、東京・大阪・札幌などに比べると繁華街の感染が多く発生しているわけではない。しかし、飲食店や接待を伴う店での感染というのは当然全国的に見ても多く発生しているので、これは議論になるところだが、店名を公表されることが検査をためらうことに繋がっているのは事実なので、神戸市では店名は公表しないことにしている。様々な呼び掛けを行って飲食店の感染防止につなげていきたい。」

年末年始は神戸市も24時間体制で電話対応する一方、市民に更なる警戒を呼び掛けています。

「『コロナ慣れ』ということが時々言われる。その背景に、仮に感染してもほとんどが無症状、かかったらその時だ、という感覚が広がっているとするならそれはよくない。回復されている方はたくさんいらっしゃるが倦怠感が長く続く方もいれば、数はそれほど多くないが、非常に重い後遺症に苦しむ方もいらっしゃる。コロナはやはり恐ろしい病気ですし、分かっていないことがたくさんある。感染しないための呼び掛けはずいぶん行っているが、絶対にコロナウイルスを侮らないことが重要。そのための市民の皆様の良識ある対応をお願いしたい。」

コロナ禍で迎える年末年始。1人1人に感染対策への高い意識が求められています。

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