2020年12月21日(月曜日) 18:39 地域・まち

ユニチカ記念館の保存を求めて活動
国の近代化産業遺産

国の近代化産業遺産に指定されている尼崎市のユニチカ記念館が老朽化のため解体が検討されるなか、学術団体などが保存活用を求めて活動を行っています。

住宅街の中にたたずむ赤レンガ造りの重厚な洋館。 尼崎市に残る最古の洋館とされる「ユニチカ記念館」です。

しかし、今、解体の危機にあります。 京都工芸繊維大学助教で近代建築史が専門の笠原一人さんは尼崎市の歴史を語るうえで記念館はなくてはならない存在として市に保存活用を求めています。

ユニチカ記念館は、尼崎の工業化の礎を築いたユニチカの前身「尼崎紡績」の本社事務所として1900年・明治33年に建てられたもので、国の近代化産業遺産に指定されています。 近年は創業以来の史料などを展示していましたが、去年7月老朽化のため休館。

所有するユニチカが調査した結果、建物を維持するための耐震工事に多額の費用がかかることが分かり、解体する方向で検討されています。 12月17日に笠原さんは、尼崎市議会の文教委員会で請願を行い、全会一致で採択されたため23日の本会議に諮られる見通しです。

また、兵庫県も「事業費の確保の面で検討の余地はあるが、保存活用したい」として建物を所有するユニチカに対し、無償譲渡を打診するなど保存の手段を探っています。

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