姫路市の市議会議員が市の職員に対し威圧的な言動を繰り返していた問題で、姫路市議会は地方自治法に基づき調査を行う百条委員会を設置しました。
この問題は姫路市議会の松岡廣幸議員が去年、建設局の職員に対し「気いつけてもの言えよ」などと威圧的な言動で叱責するなどしたものです。
問題を巡り、市は当初、松岡議員の行為が「不当要求の恐れ」があるとしていましたが審査会の答申を踏まえ、「不当要求行為に当たる」と認定しました。
市議会はこの問題について地方自治法100条に基づき、強い調査権限を持つ調査特別委員会「百条委員会」の設置を決め、21日初会合を開きました。 百条委員会は次の会合で松岡議員の音声を公開する予定で、その後松岡議員の証人喚問などを経て来年2月をめどに調査を終える方針です。