難病研究を支援するため高校生たちが難病と闘う山本育海さんとともに協力を呼び掛ける「193募金」がことしも明石市の高校を中心に一斉に実施されました。
「193募金」は、筋肉が骨に変わる難病=FOPと闘う明石市の山本育海さんが明石商業高校3年生だった2015年に、当時の同級生たちと始めたもので、毎年、育海さんの誕生日の12月14日前後に実施されています。
今では明石市内だけではなく、神戸や大阪の高校などにも活動の輪が広がり新型コロナウイルスの影響が続く中でも14校が参加。 このうち県立明石高校では募金箱を通常の2倍に増やし、密集をさけるなど感染予防に工夫しながら取り組みました。
14日は23歳の誕生日を迎えた育海さんも高校生とともに、すべての難病支援のため登校中の生徒に協力を呼び掛けていました。
集まった募金は、京都大学iPS細胞研究所に全額寄付されます。