2020年12月12日(土曜日) 18:17 地域・まち

出産から自立までをサポート マタニティホームが完成

思いがけない妊娠や出産に悩む妊婦のための「マタニティホーム」が兵庫県神戸市北区に完成し竣工式が行われました。

「マタニティホームМusubi」は頼る人がいない女性に寄り添い出産から自立までサポートしようと神戸市北区の「マナ助産院」の隣に建設されました。

2階建てのホームには妊婦や親子が滞在する5部屋があるほか、助産師らが24時間常駐し駆け込みの相談にも対応するということです。 木を多く使用した温かみのあるリビングは居場所のない女性が立ち寄れるオープンスペースにする予定で、すでに5人が入居しています。

「マナ助産院」に事務所を置く支援団体「小さないのちのドア」では妊娠や出産で悩む女性の相談に24時間体制で応じていて2020年7月にはおよそ150件の相談が寄せられたということです。

小さないのちのドア 永原郁子代表は「生みたいと思う方が状況が整わないために中絶するというのは本当に寂しいことですので私たちが何としても寄り添って問題を解決して生む選択が容易にできるようにと考えています」と話しています。

「マタニティホームMusubi」では産後2カ月をめどに住居や職探しの支援も行うということです。

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