2020年12月10日(木曜日) 16:56 事件・事故

六甲山牧場の元副場長に有罪判決 敷地内に動物の死体を不法に遺棄

神戸市の六甲山牧場で、飼育していた動物の死体を不法に埋めたなどとして廃棄物処理法違反の罪に問われた元副場長の男に対し、神戸地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

神戸市灘区の六甲山牧場の元副場長の男(50)は、2015年からおととしまでに他の職員と共謀し牧場の敷地内で、飼育していたヒツジなど動物7頭の死体を埋めたほか、およそ290回にわたって食品として販売できない牛乳合わせておよそ7000リットルを土に流したとして、廃棄物処理法違反の罪に問われていました。

10日の判決で神戸地裁の西森英司裁判官は、「動物の管理責任者としての自覚が不十分」と指摘した一方で、「利得を求めたものではなく、賃金の減額など一定の社会的制裁を受けている」などとして男に懲役1年6カ月、執行猶予3年を言い渡しました。 この事件を巡っては、別の元副場長の男も執行猶予付きの有罪判決を受けています。

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