2020年12月09日(水曜日) 17:40 事件・事故地域・まち

兵庫県警が特殊詐欺総合対策本部を発足
特殊詐欺被害が激増

県内の特殊詐欺被害が増加していることを受け、兵庫県警は特殊詐欺総合対策本部を発足させました。

特殊詐欺総合対策本部は特殊詐欺の被害防止と検挙対策を強化しようと、県警本部の警察官ら200人規模で編成されました。

兵庫県内ではことし1月から10月末までに特殊詐欺が876件発生していて、被害額はおよそ14億5000万円に上ります。

県警によりますと去年の同じ時期に比べて発生件数は356件、被害額はおよそ6億3000万円増加していて、金融機関や警察官を名乗る預貯金詐欺による被害が最も多いということです。

発足式で吉岡健一郎本部長は「特殊詐欺は全国で減少傾向にあるが兵庫県はターゲットとなっており、県警が総力を挙げて撲滅を図る必要がある」と訓示しました。

県警は銀行などのATMコーナーの警戒や高齢者宅への個別訪問などを強化するということです。

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