兵庫県と神戸大学、それに神戸に研究拠点を持つバイオベンチャー企業が新型コロナウイルスの治療薬を共同開発すると発表しました。
兵庫県と神戸大学、それに神戸・ポートアイランドに研究拠点を持つ札幌市のバイオベンチャー「イーベック」が共同開発するのは、人の抗体を活用した新型コロナウイルスの治療薬です。 開発予定の治療薬は新型コロナウイルスに感染し、回復した患者の血液から最適に働く抗体を取り出してつくるもので、発症した段階からウイルスが増えるのを抑えます。
県はこれまで感染者の検体を集めるなど抗体検査に協力していて、研究費として1憶3500万円の予算を計上しています。 今後、加古川医療センターを中心に検体を集め、治験につなげていきたいとしています。