2020年11月28日(土曜日) 13:26 地域・まち文化・スポーツ

「横尾忠則の緊急事態宣言」
コロナ禍をアートで 

兵庫県西脇市出身の世界的美術家・横尾忠則さんのコロナ禍の危機的状況を表現した展示会が開催されています。

緑の月の下、ライオンが女性を襲い掛かる瞬間を描いた1枚や、一見愛し合う恋人たちにも、美女とその血を吸う吸血鬼にも見えてしまう作品など。 「横尾忠則の緊急事態宣言」では新型コロナウイルスにより先の見えない危機的状況を表現したおよそ60点が並びます。

作品の周りにはマスクをコラージュしたおよそ250作品も展示され感染が蔓延している状況も表現されています。

横尾忠則現代美術館の山本淳夫館長補佐は「切迫した状況というか何か見えない敵と戦っていたりとかコロナの影響で苦しんでいる我々の姿とも重なりますし困難を乗り越えていくようなエネルギーをもらってくれたら嬉しい」と話していました。

「横尾忠則の緊急事態宣言」は神戸市灘区の横尾忠則現代美術館で12月20日まで開催されています。

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP