任期満了に伴う関西広域連合長の選挙が行われ、新しい連合長に和歌山県の仁坂吉伸知事が選出され、10年にわたり務めた兵庫県の井戸知事は退任することになりました。
関西広域連合長の選挙は25日午後、大阪市内で行われ、これまで副連合長を務めてきた和歌山県の仁坂吉伸知事が新たな連合長に決まりました。
関西広域連合は、府や県を超えた課題に取り組むため2010年に発足し、現在、近畿2府4県と鳥取、徳島、それに、神戸市など4つの政令市で構成されています。
これまで兵庫県の井戸知事が連合長を務め東京一極集中の是正などを目指してきましたが井戸知事は来月3日の任期満了にあたり、10年という大きな区切りを迎えたとして退任することを決めました。
関西広域連合では新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今後も医療体制などで協力を図りたいとしています。