宝塚市の小学校で新型コロナウイルスの収束を願って校庭にある階段に魚の絵を描く取り組みが行われています。
宝塚市立長尾南小学校で行われているこの取り組みは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で運動会や音楽会などの学校行事が中止になったため、児童に楽しい思い出を作ってもらおうと企画されたものです。
校庭に5段ある幅およそ80メートルの階段を青色のペンキで塗って海に見立て全校児童およそ700人が1匹ずつ魚を描きます。 小さな魚たちが協力して大きな魚に立ち向かう絵本「スイミー」のストーリーにちなみ、描いた魚たちがウイルスを追い出すよう願いを込めたということです。
24日は1年生の児童がすでに描いていた魚のシルエットの上にカラフルなペンキで模様や目を描き、魚を完成させました。 この作品は12月3日から保護者向けに開かれる図工展で披露されるということです。