2020年11月24日(火曜日) 12:17 地域・まち

新型コロナ感染急拡大 兵庫県が重症者専用病棟の整備へ

県内で新型コロナウイルス感染の急拡大が続く中、23日までの3連休が明け、街は仕事や学校に向かう人の姿が戻ってきました。朝の神戸・三宮にはマスク姿の人たちが足早に会社や学校へと向かっていました。

NTTドコモによる携帯電話の位置情報を利用した調査によりますと、連休中、JR三ノ宮駅周辺の人出は、感染拡大前に比べ、およそ10パーセントから20パーセント程度少なかったことが分かりました。 一方、JR姫路駅周辺は、感染拡大前に比べると最大で5%ほど増加したということです。

兵庫県の井戸知事は会見を開き、重症者専用病棟の整備などを盛り込んだおよそ12億円規模の緊急の補正予算案を発表しました。

新型コロナウイルスの重症患者が急増した場合に備え、県立加古川医療センターの敷地内に重症者に対応できる12病床を備えた重症者専用の病棟の整備に9億円を投じ来年3月下旬までには供用を開始するということです。

兵庫県は午後から新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、大阪や東京への往来自粛など今後の対応について協議します。

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