2020年11月23日(月曜日) 20:52 地域・まち文化・スポーツ

【Vリーグ】ヴィクトリーナ姫路、悔しい!
逆転負けに「替え時のがした」

■姫路2-3トヨタ車体/11月22日

女子バレーボールVリーグ1部(V1)ヴィクトリーナ姫路は11月22日、ヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市)でホームゲームを行い、トヨタ車体クインシーズにフルセットで敗れた。
姫路は1勝8敗(4ポイント)で11位。
 

■起死回生のチャレンジ

第1セット、姫路はリズムをつかめず22-25で落とした。
しかし第2セットは、金杉の強打や長野・荒谷のブロックなどで得点を伸ばし、25-16で取り返した。
 
第3セット、23-23から松本のスパイクがアウトとなり、トヨタ車体がセットポイントを握ったかに見えたが、姫路がチャレンジを要求。
ビデオ検証の結果、判定が覆って姫路の得点となり、最後は金杉がスパイクを決め、26-24で連取した。
 

■第4セットに暗転

波に乗った姫路は第4セットも16-10とリードを奪い、1カ月ぶりの勝利も見え始めた。
 
しかしトヨタ車体に6連続ポイントを奪われ、たちまち16-16の同点に追い付かれた。
 
姫路ベンチは、当たりが止まった松本に代えてキャプテン貞包を投入。デュースまで持ち込んだが24-26で落とした。
 
最終セット、金杉のスパイクが連続してブロックされ、トヨタ車体のペースに。
姫路は12-14まで粘ったが、あと一歩及ばなかった。
 
試合後、姫路の中谷監督は「勝機があっただけに勝てなくで残念。
松本の替え時を逃したのは自分の采配ミスです」と作戦面について反省の弁。
 
31得点と大車輪の活躍を見せた金杉は取材に「相手に押された時にチームを鼓舞できなかった」と語った。
 

■前監督竹下さん「相手に勝負どころでの強さ」

サンテレビの試合中継で解説を務めた竹下佳江さん(前ヴィクトリーナ姫路監督)は、「姫路は4セット目を取り切りたかった。5セット目、勝負どころでの強さをトヨタ車体のベテラン陣に見せてもらった。
試合前半は金杉のポイントでチームが頑張って来れた。数字を落とさずに5セット目までやることが、これからの課題だ」と放送で語った。
(浮田信明)

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